器質的疾患が無いのに症状を呈する病症（以下の４つのタイプがあります）
・本態性型・・・生まれつき自律神経が乱れやすい。
・神経症型・・・心理的原因で身体症状が発症する方。
・心身症型・・・感情・疲労やストレスを抑え込む方（約５０％最も多い）
・抑鬱型・・・・抑鬱気分が身体の症状に隠れて発見されない（仮面鬱病）
痛みの背後に隠れている自律神経の乱れが、交感神経系の緊張を高める事によって痛みの原因となる場合もあります。
東洋医学では皮膚は内臓の鏡と言われ、発生学的にも表皮は、中枢神経系、末消神経系、感覚器と同じ外胚葉から分化する組織です(皮脳同根）
「江戸時代中期の書、脉法手引草」によると「痰飲の脉は皆弦にして微沈滑を兼ね、若し浮弦大実の者は胸膈に凋痰あり…」とあり、今で言うところの自律神経失調症は、現代病と思いきや昔からあった病気（婦人病、血の道） です。
- 身体の１２経絡を調整する事によって自律神経の調和を取り戻し、多くの身体的症状を緩和します。交感神経と副交換神経のバランスが整う事で、 身体的な症状、不安感、イライラ、焦燥感などの精神的な症状などの症状改善が得られます。