変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が擦り減り関節運動がスムーズに出来なくなり痛みが発症します。
関節軟骨の代謝も加齢により変化が起きて、女性ホルモンの影響や関節部の筋肉が、弱い事から女性に多い。
初期には、動作開始時痛は、一時的で動き続けていると痛みが軽減します。
徐々に進むと動作中に痛くなり炎症によって膝に関節液がします。悪化すると正常な人の１０倍位になります。
膝関節で一番多く痛むのは、膝の内側、ツボで言うと内膝眼穴を中心とした部分と脛骨前面に炎症のある場合が多いです。次に膝蓋骨の周囲の炎症或いは、外側、外膝眼穴を中心とした部分が多いです。
当院では、自ら身体を鍛えて頂ける積極的な方が多いので、病期によって筋等尺運動など無理のないように指導しています。
- 米国の大学で実施された、科学的エビデンスと研究結果 ランダム化比較試験（RCT）では、鍼治療群が偽鍼群や無治療群に比べて有意に痛みが軽減し、WOMACスコア（膝OAの評価指標）も改善されたと報告されています。治療後3〜6か月間にわたり、効果が持続するケースもあり、安全性も高いとされています。